フナノ作り     (会場案内図)                                       

 2018年度
 11月7,8日フナノ作成
設置場所の整地から始まり、稲わらを搬入する。
藁を次々に積み上げる。初日は胸の高さまで積み上げて終了。
二日目は屋根の部分を積み上げて、編んだ藁を屋根部分に取り付ける。
フナノらしい形になり、二日目に完成。
 11月11日フナノ祭り
今年のフナノは藁7tで前回より少し小振りになりました。
フナノ以外にも木吊りというわら積みも作成。
夕暮れになると、フナノが赤く染まり、やがて竹宵が
始まり、竹筒に灯ります。
藁炊きご飯作りや飲み物準備でスタッフは多忙です。
手作り総菜など、祭りの準備は整いスタンバイ。
フナノ保存会名誉会長の清水さいたま市長により乾杯の合図で開会しました。
開始に合わせて太鼓の演奏が賑やかにします。ご飯やけんちん汁を椀に盛ったり。
清水さいたま市長はフナノ保存会の役員と記念撮影
会場全景
 2016年度
11月7〜9日3日間をかけて完成。

木枯らし1号の吹き荒れる寒い中で完成しました。
11月7日快晴 9時〜15時

晴れて穏やかな一日の始まり。地割をして、籾殻を厚く敷き詰めます。
そして、周りを土俵の様に縁取りします。
籾殻の上に、束に縛った藁を、切り口が外になるように次々と積み重ねます。
初日の7日は本体の積み上げでまでで終了。
11月8日曇天 9時〜15時

日がなくて、冷えます。本体の上に屋根を被せます。屋根になるのは、3mほどの長さに編んだ帯状の藁をまわしの様に巻き重ねます。
屋根を作る、仕上げ用の見栄えの良い藁を整えています。
3段目まで屋根が出来た所で終了。夜の雨予報でブルーシートを被せました。
19日晴9時〜3時半 木枯らし1号の強い寒風が吹き荒れる中での作業となりました。

屋根の部分を仕上げていきました。予定より屋根が大きくなって、藁が不足気味。
あちこち関係者に連絡を取り、藁集めに奔走となりました。

急遽集めた藁を用途別に仕分けして、屋根に使える藁を3mの帯に編んで行きます。
編んだ物はすぐに屋根として積み上げます。
屋根の形を整えるために、内部にアンコと呼ぶ藁を沢山積み込みます。
こうして最後の4段目の屋根が積み上がりました。
最後に獅子頭などを最上部に取り付けて完成しました。
いつのまにか、屋根に月が上り始めていました。
11月12日快晴、温暖、無風

午後から完成披露会を開催。
地産地消の材料でけんちん汁、釜焚きご飯など十分に頂きました。
夕日で赤く染まり、幻想的なひと時、やがて日没となり、竹灯篭に点火されました。
竹灯篭に点火後、多くのギャラリーによる、シャッター音がいつまでも鳴り響いていました。
十三夜の夕月が花を添えます。。
 2月12日フナノ解体
北風強く、寒い朝9:00解体が始まりました。
最初に大口の藁提供者がトラックで搬出します。
次に藁提供者の軽トラに積んで、搬出。
大口の藁提供者が搬出した後に、解体作業参加者が藁を持ち帰ります。
クズ藁を集めて、焼き芋を作りました。
寒い体に熱い焼き芋がとても美味でした。
甘酒もできて、乾杯。昼前に作業は終了しました。
2014年度
10月3日

籾殻をたっぷり撒いて、土台を作ります。
最初の藁で大きさを決めます。
大きさが決まったら、次々と積藁します。
積藁がどんどん高くなります。
15時で終了。濡らさぬようにシートを被せて、お疲れ様。
11月5日

本来なら、この日から作業が始まるのですが台風の影響で、ここまで藁は積み上がりました。
朝礼でスタート。
次々と藁を積み上げます。
壁は鋏を使って、トリマーし、美しく仕上げます。
屋根を編んで行きます。長いもので5mになります。これは1段目の屋根を製作中ですが、5段目までつくります。
程良い高さに積み上げた藁に1段目の屋根を取り付けます。
近所の保育園の児童が散歩中に立ち寄り、興味深く見学しています。
屋根を取り付けたら、更に藁を屋根の内側に積み上げます。
積み上げた藁が程良い高さになったら2段目の屋根を取り付けます。以後5段目の屋根を取り付けるまで積藁作業が繰り返されます。
屋根の先端に取り付ける獅子頭を編んでいます。
竹を切って灯篭を作っています。
朝日新聞の取材がありました。「フナノ」の歴史から説明しています。
6日目

5段目の屋根を取り付けた後、鬼がわら、棟がわらを取り付けています。完成間近です。
獅子頭を両端に、その間に棟がわらを乗せて「フナノ」が完成しました。
最後に、壁を保護していた紐を外しますが、これは最後の仕上げに行います。
人型の積藁を作っています。夕方になると、「なまはげ」を連想するような形です。
人型積藁をよりよくするためにスカートを編んでいます。
スカートを取り付けます。
5個の人型積藁が、夕方になると5人集まって何かをしているように見えます。
竹を3個組み立て、半分埋めます。これでロウソクを筒に入れれば灯篭となります。
フナノ」が完成しました。皆さまお疲れ様でした。・・・9日の完成披露会が楽しみです。
最後に記念撮影をして解散しました。

 完成披露祝賀会
11月9日

祝賀会で胴体を固定していた帯を解いて、灯篭を建て、少々化粧をした「フナノ」です。
竹を透かし彫りして、門柱を作りました。
冷えるの体にふかし芋が提供されました。晴れれば焼き芋の予定でした。
柿は少し前に取り、提供されました。
鍋の中身は自前の野菜とおでんの具だくさん
稲荷寿司ですが、中身はちょっと変わっていて美味です。
さまざまな手作り料理です。
温かい飲み物で冷えた体が温まります。
   開会の式辞。まだたくさんいるのですが入りきりませんでした。
さいたまTVの撮影スタッフ。当日17:45のnewsに放映されました。
記念撮影
暗くなり灯篭にローソクの火が灯りました。
 竹宵11月22日
16時前、まもなく日没。16時に点火です。
日没になりました。
点火されてから、あたりは徐々に暗くなっていきます。
17時過ぎ、多くのギャラリーが取り囲む中での一こまです。17:30竹宵は終了。灯篭も片づけられました。急に冷えてきました。やがて暗黒の中、誰もいなくなりました。
 「フナノ」解体2月15日
8時過ぎに屋根の解体が始まりました。
屋根を解体して、すぐ大口提供者の車で藁は搬出されました。
9時過ぎにメンバーも沢山集まり、次々と解体します。解体した藁は運搬しやすいように束ねます。
大口提供者の車に藁を積み込み、搬出されました。
以後は、解体する人、藁を束ねる人、車に積み込む人とそれぞれが行動していきます。
フナノ」の胴体部分がどんどん低くなっていきます。
車を横付けして、解体しながら、車に積み込みます。
手に一杯の藁を持って、持ち帰る人も沢山います。
解体が済んで、藁を束ねた山が出来ていきます。
快晴で作業には良いのですが、北風が強く、とても冷えました。強い北風でcup等が飛ばされてしまいます。黄色の板塀で風除けをしながら、温かい甘酒を頂けました。
解体は11時前に終了しました。来場者が藁を持ち帰って行き、「新加田屋田んぼ」は元通りになりました。
2012年度

今回から会場は新加田屋田んぼに変わりました。10月19日から21日にかけて作成します。20日はS大学生40名の応援で、丁寧に作り込みました。

10月18日

藁を会場に搬入することから全てが始まります。これが結構大変な作業です。
10月20日

作業も習熟しているので、順調に進んでいます。
今年は例年より「美しく」を前面にして作っています。
S大学生40名の応援で、藁を日にあてて再乾燥をしながら、藁束作りも丁寧に行いました。
学生の応援で、こんなに藁束が沢山作られ、広げられています。会員だけでは時間と労力がかかりすぎて、ここまで丁寧には出来ないでしょう。
学生達は何にでも興味を持ち、藁細工も習い、飾り作りもできました。どんな飾りなのか、21日に分かります。
藁を束ねて、杵で叩きます。こうすることで、藁がしなやかになって、藁細工の品質が上がります。
藁で縄を作っているのですが、初めての体験なので、「むずかしい」の連発です。なかなか思い通りの品質には仕上がりません。
10月21日

乾燥した藁束を丁寧に積み上げて行きます。
きれいに作るには、技が必要です。
午後には、屋根の一部まで進みました。
それらしくなり、完成までもう少しです。
屋根が一番難しいのです。これで、美しさが大きく左右されますから、時間をかけて作業を進めています。
日が傾き、最後の屋根を作る一歩手前で、21日に作業を終えました。
いよいよ明日22日に完成です。
10月22日

9時作業開始
屋根の4段目の取付が始まりました。
これを美しく取り付けないと、全体の出来栄えに影響する大事なところです。
肝心なところはビデオにしっかりと記録します。
作業途中で、柘榴の差し入れがありました。好天に恵まれ、乾いた喉に甘酸っぱい味に癒されました。
製作中に多くの取材を受けました。公的な所からもHPに使いたいと、申し出がありました。
4段目の屋根部分の取付がほぼ終了しました。
天辺に太い竹棒を置いて、固定します。
鬼がわらに相当する獅子頭を正面(南側)に取りつけました。この獅子頭は当然藁で作り上げたものです。美しく作るには技が必要です。
竹棒の上に、藁を取りつけて、見栄えを良くします。そして反対側(北側)にも獅子頭を取りつけます。
屋根の取付は終わりました。仕上げは見栄え良く藁をカットしたり、整形していきます。
完成しました。9時に始まり14時に終了しました。18日から22日までのあっというまの大変な4日間でした。最後に片付をして終了です。来年の2月まで展示の予定です。撤去の日まで、この姿を見る事が出来ます。特に雪の降り積もった状況は取材者も垂涎の瞬間です。
2012/10/22/14:15
フナノ」完成

参考データ
藁8反:8トン
高さ:6.3m
間口:2.5m
奥行:6.2m


歴史
見沼田んぼにおける「フナノ」は50数年前まで、農家が燃料、肥料、藁細工などに利用する為に作ったつみ藁です。日本中につみ藁はありましたが、見沼では「フナノ」が通称でした。「フナノ」を知っている農家の方は80歳前後で、極めて少数の方だけとなっています。
正面から見た姿。南側から見た「フナノ」です。背景の林はヘルシーロードの桜並木です。
見沼代用水東縁側から見ました。
背景の桜が咲くころには、「フナノ」は解体されています。
さいたま市長が「フナノ」保存を応援。
10月27日
フナノ」全景。

背景は見沼代用水東縁とヘルシーロード。
10月31日

フナノ」完成月見会を行いました。藁で焼き芋、炊飯、鍋物を作りました。
フナノ」を作った男衆は円陣になって、歓談。
このブルーシートの下から水分が透りお尻が濡れました。
フナノ」の周りには竹筒で作った、明りとりを置いて、ローソクに点火しました。
暗い中でのローソクの明かりは幻想的です。本当はもっと暗いのですが、カメラの性能で、明るく見えます。
夜なので夜らしく撮影したら、こんな状態になりました。本当の暗さに近い映像です。
12月13日

寒風で寒い。人通り少なく、雄姿が目立つ。
始めと変わらぬ姿は、原型をとどめ、品質の高さを感じる。
たくましく感じる雄姿。
見沼田んぼのランドマークになっているようだ。
1月14日
雪が、沢山積りました。
こんこんと降り続きました。
1月15日
翌朝は快晴で、積った雪が溶けていきます。
1月24日
凍りつく寒さです。

2010年度 

10月 膝子コスモス祭り会場で、2回目の「フナノ」作り開始

会員の力を合わせた組上げ作業は、馴れもあり快調に組みあがっていきます。後方は右がコスモス畑で左がヒマワリ畑です。

設営場所を決めたら、藁を周りに運び入れます。
次々と小判状にして積み上げます。途中、崩れないように藁縄で周りを補強します。
常時2名が上で、藁を規則的にしかも、正しい方法で並べ、積み上げます。
時々スコップで叩いて、遠目にアンバランスな形を整えていきます。
どんどん積み上がり、人の背も超えるようになり、形も良くなりました。
今日はこの辺で終わりにしようか。
翌日は前日の雨の影響による補修をしてから、屋根の部分を取りつけます。この辺りが品質を決める大事な工程です。
時計回りに屋根の部分を形よく積み上げていきます。技が必要な大切な作業です。
 棟を付けて完成。これが一番大事な所です。下で全体の形を見ながら、外観の調整をして完成させます。両端には鬼瓦がちゃんと付いています。
完成しました。今までよりも大きくなりました。その分沢山の藁を使いました。途中で藁の不足が心配されましたが、間に合いました。
満開のコスモスの中に「フナノ」が浮かび上がります。
朝から祭りの実行委員が、来訪者に食事をして貰えるように、座席作りをしています。
フナノ」の前は一面コスモス畑です。
夕方になると、これが鬼のように不気味に感じます。きっと昔はガードマンの役割を担っていたのでしょう。田んぼの案山子と同じ役目かも。
コスマス祭り会場に隣接して屋台が出ます。「フナノ」は会場でも目につく存在になっています。
祭りの一週間後にはお花畑が無くなり、氷雨でびしょ濡れです。12月の解体まで、凛々しい姿を見せてくれます。
11月4日の雄姿です。。しっかりとした姿で健在でした。
 12月「フナノ」を解体
8:40解体開始。多くの会員の手により、30分も経たずに半分以上無くなってしまいました。
次々と軽トラに積み込んだり、乗用車の荷室に詰め込んだりと、大忙しです。
細工用の青くて良い藁は一番人気で無くなりました。畑利用の藁は大量に軽トラで運ばれました。
クズ藁は燃やして焼きイモ用に利用しました。
藁も無くなり、籾殻も無くなり、焚火も消化を確認し、最後の点検をして完了しました。後刻引き取る藁束が少し残っているだけで、まもなく土起こしをして、畑に戻ります。
 2009年度
10月 初めての「フナノ」作りに挑戦
50数年前を最後に、「フナノ」」は見沼田んぼから姿を消しました。「フナノ」を知る長老も少なくなり、このままでは永遠に忘れ去られるとの思いから、数少ない「フナノ」を知る長老を探し、情報を集め、再現プロジェクトを組んで、膝子地区農家の協力もあり、「膝子コスモス祭り」に合わせて、設営場所を確保しました。

最初に籾殻をタップリ敷き詰めます。
籾殻の上に土台となる藁を縦横交互に順序良く小判型に積み重ねます。
上に行くほど広がりやすいので、広がらないように、形を整えながら積み上げます。
高さが身長を超すと、上に人が乗って、藁を次々と積んでいきます。脇は凹凸が無いように、叩きながら平らに整形します。崩れないように周りには縄を巻いて安定させます。
一番大事な屋根を積み上げれば完成です。屋根が一番難しく、技術が必要です。適当にやってしまうと、屋根の形が崩れて、凹凸が出ます。
10月同時開催の膝子コスモス祭り
もち米を蒸籠で蒸す事から始まります。私達はお餅を作り販売の担当です。
販売を始める頃には行列となります。
コスモス祭りはコスモスと「フナノ」がいつもピッタリの祭典です。

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