田こすり作り                                      

2月10日染谷倉庫で「田こすり」を自作しました。
初めに型紙を作り、材料に墨入れをします。
余分な外枠を切り取ります。全て電動工具を使用しましたが、すごい騒音でした。鋸やグラインダーで切り取りましたが、切り後はバリが沢山でした。
バリは危険なので、グラインダーで周りのバリをとり周囲を滑らかにします。
角ばった周囲がバリ取りも兼ねてグラインダーで丸見を付けたので、次に内側を四角に切り取ります。これには四角の隅にドリルで穴を開けておき、その穴から糸ノコギリで切り抜きます。
前方をスキーの様に、カーブにします。その為に、先端を熱っして曲げるのですが、熱源に近すぎたり、長すぎたりすると、焦げてしまいます。熱い内に万力に先端を取りつけて曲げるのですが、熱し方が足りないと曲がりません。急いで曲げようと力を入れると割れてしまいます。デリケートで難しい作業です。
上手に出来ると、この様に先端が曲がります。初めは四角い穴を開けてから曲げたので、割れが入りやすく割れてしまいました。そこで四角い穴を開ける前に曲げたら、上手に仕上がるようになりました。
台に鋲をとりつけます。ドリルで下穴を開けて、次々と鋲を取りつけます。ご覧の様な「スパイク靴」のようになります。この鋲が「こなぎ」をひっかける重要な部分です。
最後に取っ手を取りつけて完成です。作り終えてから、あれこれ改善点などの意見が出ましたが、今は使用者が道具に合わせて、道具を使いこなす事で、完成としました。
完成した姿です。田植えの後、水を張った田んぼで、「こなぎ」が芽生えてきたら、この様にして、「こなぎ」をひっかけて水面に浮かび上がらせます。「こなぎ」の根を張らせないのが目的です。
*「こなぎ」の事は「home」>「田んぼの話」>「稗、もち米、うるち米の話」をご覧下さい。
沢山の人が分業で作業しました。さまざまな行程で、けたたましい騒音がこだましました。騒音の中では話も出来ません。皆さん大声でどなりながらの作業でした。
先端の曲げ行程待ちの状態です。曲げ行程が一番デリケートなので、こんなに溜まっています。