勉強会                                                      

 刈払機操作講習

草刈りは鎌も良いですが、広い面積には刈払機が便利です。しかし安全第一ですから、正しい操作方法を知ることはとても大切な事です。

まず服装から始まります。頭から準備に、帽子またはヘルメット、防護メガネ、長袖の作業服、長ズボン、作業用長靴、手袋・・と身だしなみを確認します。
刈払機のハード解説。一番注意する回転歯の構造と点検を説明します。歯の欠けが無い事、回転が円滑で、ガタが無い事。不具合があれば、ネジ締め、グリス注油などの点検・調整をします。
全体の構造を説明します。特にベルトの調整は後で重要な意味があると分かります。
エンジン部分の説明。エンジンのかけ方、チョークの説明、混合燃料の説明、かかりにくい時のエンジンのかけ方など。
ベルトを自分に合うように長さ調整をして、ぶら下げた時に歯が草にかかるようにします。この時腕に力は入れません。ダラリとした状態(脱力状態)で写真の様な位置に刈払機が来るようにベルトを調整します。ここまでが準備段階です。
準備が完了したので、エンジンをかけます。
刈り取った草は左側に行きます。ご覧の様に、真っ直ぐ進んで、草もきれいに刈られています。
始めての方ですが、上と比べてその違いが良く分かります。仮払いの幅が狭く、トラ刈りで、均一に刈られていません。始めは誰でもこうなります。時間をかけるほどに習熟して、上手になります。安全第一で回数を重ねて、上手になって下さい。
作業を終えて、清掃・点検して片づけました。暑い中お疲れさまでした。皆さま汗びっしょりになっていました。
以下は参加者Kさんの感想です。

1.オリエンテーリング

2.五つの基本動作
 






3. 実技
午前8時30分講習開始。
刈払機の構造・特徴の説明、刈払部分(歯)の分解・組み立て、諸注意がありました。
 1. 周囲15m以内に「人」をいれない。
 2. 防護メガネなど着用。
 3. 草などが絡まった時はエンジンを停止してから、除去。
 4. 後退での作業はしない。
 5. 作業者にこえをかける時は、後方ではなく、前方から声掛け。
等々の実施上の注意を確認しました。その後、エンジンの始動方法の説明・実施が行われました。

作業前に、楽に刈払機を操作出来る位置にベルトで調節します。右から左へ反時計回りに「歯」を移動させる。・・という事前準備・確認を行ってから、実技に入ります。
 いざ実地訓練、全員一所懸命、汗びっしょりになり、草を刈りました。中々難しいものです。 これからは今日学んだことを生かし、「何よりも安全第一」を心がけます。
熱中症予防もあり、10時片付、終了。
暑い中お疲れさまでした。

 畦塗り機講習

本体を取りつける事から始まります。重いので大変です。個人での取付は重すぎて出来ません。複数の人が強力して取りつけます。
上手に取付が終わりました。調節するいくつかあり、田んぼに応じて最適に設定します。
機能の説明を受けながら、議論・質問が沢山出ました。
議論百出しましたが、実際にやって確認する方が早いという事で、さっそく操作実習で確認しました。
畦が見事に、美しく仕上がりました。
長い畦を、短時間できれいに作る事が出来ました。

 農作業安全研修
 
 農作業に道具や機械を扱う事の多い私達が安全に作業を行う為の研修を行いました。  講師:埼玉県農林部農業支援課(2010.07.24)
 1.農作業事故発生状況  毎年死亡者は400人で推移。 65歳以上の高齢者が70%を占める。
 2.農作業死亡事故の内容  農業機械作業中の事故が65%で一番多い。
 3.農業機械の内容  乗用型トラクター事故が約半分を占めている。
 4.トラクタ事故原因  転倒・転落が65%を占めている。
 5.その他の事故原因  農作業機械の他に多い事故原因は「作業中の病気(熱中症)」「稲藁焼却中の火傷」となっている。
 埼玉県内の農作業事故発生状況について(平成21年)
 1.農作業事故死亡者  男性3人 女性1人                               過去10年平均: 7人
 2.農業機械別死亡者  1.乗用トラクタ:2人、 2.その他農業機械:2人               過去10年平均:65人  
 3.年齢別死亡者  70歳以上が43%と高く60歳代を入れると70%となる。
 4.事故多発の月  5月の田植え時、9月以降の収穫時が年間を通して双子のピークである。
 5.事故多発の時刻  午前11時代が最も多い。次のピークは午後3時代となる。  昼食前、夕飯前に区切りを付けようとする為か。
農業機械の 事故防止と農作業安全
 1.農作業事故の低減には  1.人:安全な作業方法の習得  2.機械:機械・道具の安全使用と管理  3.環境:作業場の整備・改善
 2.死亡事故多発三機種  1.乗用トラクター  2.歩行トラクター   3.農用運搬車
3.けが多発農業機械   1.歩行トラクター   2.脱穀型コンバイン 3.刈払機   4.乗用トラクター
 4.農作業事故の特徴  手の指の怪我、特に右手(利き手)の指のけがが多い。
 5.農業機械に求める安全  1.機械の性能が良い事 2.安全装置、危険の分離がある。 3.操作性が良い。 4.整備性が向上
 6.人に求める安全  1.少しでも事故の原因を減らす。(その内に・・はダメ) 2.ヒヤリ体験を活かす。 3.安全防護具を活用。
 法律上の農耕作業用自動車の扱い
 1.道路運送車両法  この法律では最高速度35km/h未満の農耕作業用自動車は「小型自動車j特殊自動車」の扱いとなる。
2.道路交通法 この法律では長さ4.70m以下、幅1.70m以下、高さ2.00m以下、最高速度15km/h以下が「小型特殊自動車」、これ以外は「大型特殊」 
 *高さにおいては、ヘッドガード無しの場合であり、ヘッドガードを取りつけた場合2.80m以下となる。
 3.大事な注意点  15km/hを超えるトラクタや幅1.70mを超えるコンバインなどは、1.では「小型特殊」ですが2.では「大型特殊」です。公道では要免許。
4.法律は詳しい人に聞こう   公道を走る場合、アタッチメント等を取りつけた農機で公道を走る場合など法律の適否は詳しい方に相談して下さい。

 農薬使わぬ稲作:「舘野かえる農場」見学

2015年1月18日野木駅に10時到着

快晴の中18名のメンバーが「舘野かえる農場」を見学しました。
農場に到着後、さっそく稲作の概要をうかがいました。田起こし回数は少なくする。田起こしをするほどに田の有用菌が日光に晒されて死んでしまう。田の雑草は田植前に退治する。そのために代かきは1〜2回程度。
育苗現場にて、種籾からpot苗を育苗するまでの説明を受けます。
育苗の詳細な説明は省略し、概要のみ記載しています。
最初に田んぼにnetを張り詰めます。育てたpot苗のパレットを取りやすくします。
種籾が育苗土と共に仕込まれた育苗パレットをnetの上に並べます。縦置きでも横置きでも良く、やり易い方法で並べます。
パレットを敷き詰めたら、寒冷紗を被せます。田んぼには水があり、散水作業は不要です。田植の時まで何もしません。
育苗土はシイタケ栽培に使用した木を流用します。積み重ねて放置すれば、虫等が木を土に還元してくれます。
土になっていく途中の木をどかすとカブトムシの幼虫が沢山います。彼らが木を食べて土に変える役割をしています。
土に還った育苗土が山積みされています。
「舘野かえる農場」の左側半分の眺め。
育苗土を作っている林
 乗用田植機操作説明
2015年2月1日
新車が納品され、トラック荷台から降ろします。
前から見た田植機。
操作レバー類の取り扱い説明。
補助輪の取り付け方。
給油、oil点検などエンジン周りの説明。
運搬時の車荷台への乗せ方・降ろし方。
実際に運転をして、操作を確認。倉庫に納車して終了。
 プール式いかだ育苗説明会
2015年2月10日

会でお世話になっているpot苗育苗農家のMさん宅に育苗方法を聞きに行きました。
かつて育苗に失敗した経験からM産業の「プール式いかだ育苗」方法を取り入れて以来、失敗していないということです。
基本的な材料はpot苗箱、根止シート、フロートの3点です。
苗箱に育苗土、種籾2〜3粒を入れ、フロート、根止シート、育苗箱を重ね、水を張ったプールにそれらを浮かせます。
後は発芽、育苗の温度管理をビニルハウス内で行い、成長した苗を田植機で田植します。
活発な質疑を行いました。この方法により、広い田んぼを一人で行えるようになったという経験談は説得力のある印象深いいものでした。
 水稲の病害虫と管理
2015年8月21日

さいたま農林振興センター篠崎誠さんを迎えて「水稲の病害虫と管理」を勉強しました。30名のメンバー参加で、豊富な経験に基づくテーマの講義をして頂きました。
OHPを使用し、豊富な写真を見ながら、病害虫による稲の変化を確認できました。
細菌によるもの、ウィルスによるもの、病害虫に対する薬の使い方、予防の大切さ等どれもすぐ実践できる内容です。
写真提供は 「HP埼玉の農作物病害虫写真集」を開き
穀類・豆類病害虫の目次へ>イネ>個別の病害虫へ

知らなかった事ばかりで驚き、感心するばかりですが、稲の栽培暦に応じて管理する事が基本であることを、再確認させていただきました。
水稲の病害防除のポイント
1.種子更新:自家種を使い続けるのは、病気感染リスクがある為
2.種子消毒:購入種子は消毒されていない。60度以上の温熱で菌は死滅
3.床土消毒:苗床の時に土を消毒し、圃場での消毒を省略
4.育苗箱施用薬:薬効が80日以上の物があり、省力
5.本田防除:かつてはヘリコプタ散布があったが、現在は少数派
6.気象条件に合わせた対応:水、気温、水温など気象状況を把握し、対応する。

2015年は猛暑が連続し、高温障害が例年以上に多発。結果白色米が増えて品質ランクが下がる事になる。